ニトリスキレットのお手入れ方法 シーズニングでサビコゲ防止!

目安時間:約 8分

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キャンパーの間では発売と同時に話題になっていた「ニトスキ」。

 

 

スキレットと言えば「ロッジ」が超有名ですが、一番小さい5インチ(12cm)のミニスキレットでも2600円。

 

 

ですが、ニトリのスキレットは、なんと6インチ(15cm)で498円とワンコインで買えるので瞬く間にキャンパーの間でも話題になりました。

 

 

ダッチオーブンと同様、スキレットは鉄製なので、お手入れに手間がかかり、敬遠するキャンパーが多いのも事実。

 

なにがそんなに手間なのか・面倒なのか、簡単なお手入れ方法はないのか、スキレットのお手入れ方法について解説します。

 

 

スキレットと言えば、数年前には100均で買えると話題になりましたよね。

 

値段に関係なく、100均のスキレットも、ニトリのスキレットも、コールマンのスキレットも、キャプテンスタッグのスキレットもロッジのスキレットもどのブランドのスキレットでも、基本的なお手入れ方法は同じなので、スキレットを一生モノのフライパンに育てるために、正しい手入れをしましょう。

 

スキレットの使い始めに「シーズニング」

 

まず、スキレットを買って、料理をする前に必ず下準備をしなければなりません。

 

その作業がシーズニング。シーズニングは、ならしと言われていて、鉄製フライパンがサビないように、表面に油の膜を作ってサビを防止する作業です。

 

シーズニングをしないで料理すると、コゲ&サビ臭くてとても食べられないので気をつけましょう。

 

 

スキレットの手入れはとっても簡単。ただ面倒くさいだけなので、ちゃちゃっとやっちゃいましょう。

 

 

今回は、ニトリのスキレット「ニトスキ」でシーズニングをしてみました。

 

 

最初のシーズニングのやり方

 

①買ってきたばかりのスキレットには、サビ止めの油が塗ってあるので、中性洗剤とタワシを使ってゴシゴシよく洗う。

 
②すぐに軽く水気をふき取り、スキレットに水を半分よりちょっと上まで入れ、中火にかける(濡れたまま放置すると、1時間もしないうちにサビます)

 

 

③沸騰してしばらくしたら火を止め、お湯を捨てる。(フライパンの奥深くにしみこんでいる油を抽出する)

 
④もう一度火にかけて、中火でフライパンを焼き切る。白っぽくなるまで。

ガスコンロを使うと、火があたっている部分しか焼けないので、少しずつずらして焼き切る。

 

 

⑤フライパン全体に焼きを入れたら、自然冷却し、触れる温度になったらキッチンペーパーを使い、オリーブオイルを薄く塗布する(スキレットの裏、表、持ち手すべて)。

 

キッチンペーパーがこんなに黒くなります。

そのまま調理していたらこれが口の中に入ります・・・

 

 

⑥中火にかける。白い煙がでますが、そのまま焼く。フライパンが少し茶色くなり、白い煙が出なくなると今度はフライパンが真っ黒になるので、そうなったら火を止める。

 

 

 

⑦自然冷却し、触れるくらいに冷めたら、またキッチンペーパーでオリーブオイルを薄く塗布する。

 

 

⑧⑥~⑦の作業を4回繰り返す。(持ち手も焼く)

 

⑨ここまで終わったら、多めの油をひいて、香味野菜をコゲ始めるまで炒め、鉄臭さを取る。(今回はネギの青い部分とキャベツを炒めました)

 

ここで、いい匂いにつられて子供たちがキッチンに飛んできました^^でもこれは食べられません。

 

 

⑩野菜を捨てて、あら熱が取れるまでスキレットを冷まし、冷めてからスキレットをお湯で洗い、白い煙がでるまで中火で熱して水分を飛ばす。

 

 

⑪あら熱が取れたら、スキレット全体にオリーブオイルを塗布する(裏も持ち手もすべて)。シーズニング終了。

 

 

スキレットは油膜を使い、サビ・コゲを防止しているので、使い始めのころは、油を多く使う炒め料理をすることをお勧めします。

 

 

まだスキレットに油がなじんでいない状態ですので、コゲやすいのと、最初から煮込み料理などに使うと、せっかくの油膜がはがれてしまいます。

 

 

シーズニングをする時の注意点

 

    • スキレットはかなりの高温になるので、必ず皮手袋か厚めのミトンを使いましょう。


⇒皮手袋をしていても、しばらく持っていると熱いと感じるのでヤケドに注意!

 

    • スキレットが熱い状態で、冷たい水をかけない。


⇒熱せられた状態で水をかけると割れる可能性がある

 

    • 洗剤を使って洗わない


⇒薄い油膜の効果で、サビを防止しています。洗剤を使って洗うと、せっかくできた油膜がすべて取り除かれてサビ・コゲの原因になります。洗う時は、水をスキレットに入れて、もう一度沸騰させてタワシでゴシゴシこすります。簡単な汚れならお湯でこするだけでOK。

 

 

シーズニングの作業は、手間がかかり面倒な作業ですが、やり方は簡単です。

 

シーズニングが終わるころには、黒光りするいい色に変化しているので、達成感を味わえます。
使うたびに育つスキレット。料理とは違った楽しみ方もできるので、ぜひ正しいお手入れ法をして育てていきましょう。

 

調理後のお手入れ方法の記事:スキレット ニトリやロッジ製他 調理後のお手入れ方法 

 

 

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コメントは2件です

  1. 広瀬巌 より:

    昨日初めてニトスキを購入してネットで調べてシーズニングをしました。最初に洗剤で洗い水で洗い流し水分を拭き取り空焼きをしたのですが煙が出てるのか分からずしかもSIセンサーコンロのせいで火が弱まったりするので長時間やってその後で油を塗ったらキッチンペーパーが黒くなったしその後でクズ野菜(香味野菜は生姜が少しだけで後は夕食の食材の人参とゴーヤ)を炒めて最後に油を塗りました。その時のキッチンペーパーは汚れなかったので大丈夫かと思うのですがどうなんでしょう。SIセンサーコンロでシーズニングする時のコツとかありますでしょうか。もしくは卓上カセットコンロでは駄目なんでしょうか。長くなりましたがアドバイスをもらえたら助かります。

    • hide より:

      広瀬巌さま

      コメントありがとうございます!
      返事が遅れて申し訳ありません。

      SIセンサーコンロだと、過熱防止のセンサーが働いてしまい
      弱火になってしまうのでしょうか?

      弱火だと時間はかかりますが、時間をかけてスキレットを加熱すれば
      問題ありませんよ。

      もちろん、卓上カセットコンロでも大丈夫です。

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サイト管理人hide&haru

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現在10歳になる子供が4歳の時からキャンプを始めました。 下の子は5ヶ月でキャンプデビュー。

キャンプ歴6年の我が家ですが、キャンプだけでなく、夏は海でシュノーケリング、冬はスノボーと年中アウトドアを楽しんでいます。これからファミリーキャンプを始める方や赤ちゃんキャンプをしたい方、我が家と同じようにアウトドアを楽しんでいる方に少しでもお役にたてる情報をお届けしていきます。

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